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千本格子の町並みが美しい高岡鋳物発祥の金屋町」をリアルに体感てミラレ

2008年度から10回開催してきた「金屋町楽市inさまのこ」の後継として、

2018年度から開始した「ミラレ金屋町」は、

金屋町の魅力を、“見て、知って、体験する“イベントです。

「ミラレ」とは、「~してみてください」という意味の地元の方言。

単純に伝統的な建物を“見る”だけではなく、実際に金屋町の通りを巡り、住民と会話し、その文化に触れ合うことで、町家に暮らす人々のリアルな生活を体感してください。

全国で唯一「鋳物師町(いもじまち)」として、

重要伝統的建造物群保存地区に認定されている金屋町。

風情ある町並みを舞台に、工芸品の展示や茶会など多彩なイベントを開催します。

この機会に日本が忘れかけている美しい生活を体験してミラレ。

 

​MIRARE

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加賀藩二代目藩主・前田利長公は、慶長14 年(1609)高岡城に入り高岡を開町しました。間もなく千保川左岸に鋳物師7名を迎え、5カ所の吹場(鋳物作業 場)をつくり鋳物をつくることができる許可「御印」を与えました。これが金屋町のはじまりです。当初は、鍋・釜・鉄瓶・五徳・農耕機具などをつくっていましたが、江戸中期・宝歴年間(1751〜1763)には、仏具等の銅製品の鋳造が始まり大いに発展、また明治になると商人達は廃藩によって失業した旧加賀藩・ 富山藩の優れた彫金師を集めたことによって、高岡銅器の技術を大いに高めることに成功しました。これらの作品は各国の万国博覧会でも高い評価を受け、世界的に 販路を拡大していきました。


今も残る伝統的な建築群は、金屋町が繁栄した明治期に建てられたものが残っています。山町筋が重厚な土蔵を用いるのに対し、金屋町では木材が全面に使われ、表通りに面してはめ込まれた「さまのこ(千本格子)」が美しい町並みを形成しています。作業場と住宅の間に土蔵を配して火災に備えましたが、火に対して特別の注意を払ったのか、金屋町では大きな火災は起こりませんでした。


さまのこと共に金屋町の景観にとって重要な要素となる石畳は、昭和61年に整備されましたが、そのときにはすでに自ら「金屋町まちづくり憲章」を制定するなど、住民は熱心にまちづくりに取り組んでいました。そのようなコミュニティ活動が結実するのが、毎年6月19日、20日に開催される「御印祭」です。これは、前田利長公の命日に御印を賜った感謝を捧げるお祭りとして受け継がれ、今日では踊り手1,000人余りが参加する行事になっています。


2012年12月28日、金屋町は「鋳物師町(いもじまち)」として、全国で初めて重要伝統的建造物群保存地区選定の選定を受けました。選定後は町屋の修景工事が進み、一層魅力的な町並みになってきています。

 


重要伝統的建造物群保存地区一覧(文化庁)

加賀前田家ゆかりの町民文化が花咲くまち高岡―人、技、心―

​KANAYAMACHI

​THANKS

ミラレ金屋町

[主催]
ミラレ金屋町実行委員会

金屋町自治会/富山大学芸術文化学部/富山ガラス工房/高岡商工会議所/高岡市観光協会/高岡市


[協力]

金屋町七福会/(一財)北陸予防医学協会/山元醸造(株)/ケアホームみどり


[協賛]

和楽庵/藤岡敦子礼法きもの学院

[後援]

北日本新聞社/富山新聞社/高岡ケーブルネットワーク(株)


[事務局]

高岡市産業振興部商業雇用課内

〒933-0029
富山県高岡市御旅屋町101番地(御旅屋セリオ5階)
Tel:0766-20-1592
Fax:0766-20-1496 
E-mail: mirarekanayamachi@gmail.com 

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